古着屋さんにとって、人気商品を仕入れる事は大きなポイントとなります。しかし、高価買い取りをした商品はお店にとってどのようなメリットがあるのでしょうか。

前項目でお伝えしたように高価買い取りとして5,000円で買い取ったバッグの場合、インターネットの相場である8,000円で販売する場合には、粗利率(あらりりつ)は約38%となります。

しかし、この商品が確実に8,000円で売れるという保証もなく、値崩れ、つまり売値が急激に下がって5,000円以下でしか売れなくなる可能性もあるわけです。

それだけ高価買い取りをするにはリスクが伴います。

ところが、その人気アイテムを買い取るという事だけが、実は目的ではないのです。

たとえば、事例のようにバッグが5,000円で売れるなら、あのお店に行ってみようと思ったお客様が、どうせお店に行くのなら他のいらないものも一緒にもって行こうと考えるのが普通ではないでしょうか。

つまり、お店側の狙いとしては、高価買い取りの品だけではなく、その他のものも一緒に売りに来ていただくということが目的なのです。

その中には、十分に利益が取れそうな買い取り品が混じっている可能性もあるわけです。

さらに、買い取り離れの傾向にある客層に、とにかくお店まで足を運んでいただくという目的もあるのです。

これらのように、高価買い取りというものは、お客様の来店を促すという、広告費というような意味合いもあります。

したがって高価買い取りのアイテム自体には、直接的な利益はあまりなかったとしても、それ以外に付随するメリットが非常に大きいのです。

Written by 古着卸.net